窯作り
一基目の窯作り
窯作り(測量器)
窯の壁の角度がずれないよう縦は丁張り・横は糸で確定させます。
内部構造は瓦と粘土、焼け土です。
瓦の壁、レーザー測量で最終確認
窯の壁に粘土・焼け土を塗り叩きという道具でひたすら叩きます。
窯の天井の型をシゴといいます。
窯の天井
天井の型を口焚きで炭化させて落とします。
二基目の窯作り
二基目は、植林を切り開き整地からのスタートでした。
生い茂る杉の植林
チルホールを使い8m超の杉を伐り倒していきます。
切り株を取る
ミニユンボを使い整地作業
平地で作る際、窯の熱膨張に耐える様に鉄筋コンクリートの擁壁を作ります。
煙は酸性なので屋根は、高く・内側には野地板を張りました。
窯の位置・大きさを定めています。
瓦積み、瓦を半分に切り互い違いに積んでいきます。強度を上げる為に瓦と瓦に更に瓦を挟んでいます。
瓦積みはぐるり一周三段が一日土を練って積める段数でした。
窯の内壁は内から外に緩く傾斜が係るため積む前に全方位10本の丁張りをしております。
瓦が積みあがる
内と外壁、赤土・粘土・焼け土を練ってぶつけて引っ付かせてそこからひたすら叩いて壁を作っていきます。
窯の天井の型をシゴといい、シゴ掛けといいます。
窯の天井を作る事を天井掛けといいます。
天井の厚さは50cmから60cmです。
シゴを炭化させる為に口炊きをする事をシゴを落とすと言います。