紀州備長炭の原木ウバメガシ

紀州備長炭の原木は90%はウバメガシで作られており広義では樫も含まれております。
ウバメガシは主に日本の愛知県の知多半島・三重県・和歌山県・四国・九州太平洋側に広く分布しております。なので、ウバメガシのあるところには備長炭と名の付く窯元があります。

ウバメガシは、日本では五本の指入るほど硬く生木でも水に沈みます。自分達は山での伐採(木出し作業)時に思うのは、傾斜がきつい尾根沿いや岩場など険しいところによく生えているのがウバメガシだと思います。そして漢字では、姥目樫と書いてウバメガシと書きます。

ウバメガシは、炭化すると他の樫と比べると硬く重くです。
しかし、ウバメガシも樫も同じ焼き方をすれば紀州備長炭です。違いは、重さも硬さも燃焼時間もウバメガシの方が上です。
銘柄はウバメガシは馬目、樫は備長と振り分けられております。b3-22-2.jpgb3-22-1.jpg