紀州備長炭の原木は樫・ウバメガシですが、弊社ではウバメガシです。
ウバメガシは、水に沈むし日本で5本の指に入るほどの硬さです。
日本の沿岸部に分布しています。この原木を山から切り出し窯場へ運び曲がったところにくさびを入れてまっすぐにしたり、太ければ半分や四つ割りして木ごしらえを行い窯入れとなります。過酷な作業ですが、一から携われるので良い炭ができた時は本当に感動します。写真は、伐った直後ですがここからさらに地面すれすれに切り株を切りなおします。そうする事で新芽が出て次の世代につないでいきます。そして枝などかぶせて鹿からも新芽を守る様にします。手間ですがやらないとウバメガシは育ちません。
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